連想配列
前回は配列について書きましたが、今回は連想配列です。 配列は「$test[0]」という書き方でしたが、連想配列は「$test["名前"]」というように、番号ではなく文字列(「キー」と呼びます)で指定することができます。 それではさっそく、以下のコードを入力してみましょう。
<?php
$member["name"] = "佐藤大輔"; //$member["name"]に文字列、佐藤大輔を代入
$member["age"] = 29; //$member["age"]に数値、29を代入
print $member["name"];
print "<br />";
print $member["age"];
?>
上記のコードを保存し、ブラウザで表示すると、「佐藤大輔」「29」と表示されます。 コードの説明ですが、配列の時と同じように値を代入しているだけです。 違いは数字か文字列かだけですね。
連想配列も配列と同様に、array関数を使って代入することができます。
<?php
$member = array("name" => "佐藤大輔","age" => 29);
//$memberのnameに文字列、佐藤大輔、ageに数値、29と代入
print $member["name"];
print "<br />";
print $member["age"];
?>
array関数で代入する際は、「"キーの名前" => "代入する値"」という形式で代入していきます。 「,(カンマ)」で区切ることで複数の指定をすることが可能です。
連想配列は通常の配列と違い、好きな名称のキーに値を代入することができるので、非常に便利です。 次項では配列と連想配列を組合わせた多次元配列について書く予定です。 試しに自分でコードを書いて、配列と連想配列をしっかり復習しておきましょう。