代入演算子

前回は代数演算子で今回は代入演算子です。なんだか似たような言葉ですが全く違います。 しかし、このコンテンツを最初からお読みになられている方であれば、すでに代入演算子を使用しています。 変数に値を代入するのに使っていた「=」が代入演算子に当たるのです。 ただし、代入演算子には「=」以外にも幾つかありますので、ここではよく使われるものを紹介します。

代入演算子
代入演算子 意味
= 代入する
+= 加算して代入する
.= 文字列を連結して代入する

「=」は変数への代入ですでに使われていますが、「+=」と「.=」はいまいちわかりにくいですね。 それではさっそく下のコードを書いてみましょう。


 <?php
 $test = 1;	//変数testに1を代入。
 print "<p>$test</p>";
 $test += 1;	//変数testに1を加算して代入。
 print "<p>$test</p>";
 ?>

上記のコードを保存し、ブラウザで表示すると「1」、「2」と表示されます。 まず最初の「1」は代入された数値をそのまま表示しています。 次の「2」は$testに代入されている1にさらに1をプラスした数値を代入しているのです。 こういうのは自分で実際に動かして確認するのが良いと思いますので、数値を色々変えて確認してみてください。

次に下のコードを書いてみましょう。


 <?php

 $test = "Macin";	//変数testに文字列Macinを代入。
 print "<p>$test</p>";
 $test .= "tosh";	//変数testに文字列toshを連結して代入。
 print "<p>$test</p>";

 ?>

上記のコードを保存し、ブラウザで表示すると「Macin」、「Macintosh」と表示されます。 これは最初の「Macin」は代入されたものを表示させたものですが、 次の「Macintosh」は$testに代入されている「Macin」に「tosh」を連結させて代入したものです。 これも自分で文字列を色々変えて確認してみてください。

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